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YCRMS測定員の日々の測定についての紹介です。
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レンコンのこと
先日、測定したレンコンから以下の数値が検出されました。

◆【測定結果】 茨城県土浦市  レンコン 重量1156g
Cs-137       8.37± 2.29 Bq/Kg
Cs-134       4.65± 1.57 Bq/Kg
Cs137+Cs134  13.0±2.78Bq/Kg
測定日      2012.12.14
測定時間      3600秒

最近、あちらこちらでレンコンからの検出の話を聞きますね。
実際にレンコンの数値はどのぐらい?そんなに頻繁に検出されているの?
そんな疑問もあるのではないでしょうか?

◆【出荷制限】
12/14,栃木県那須塩原市130Bq/kgが検出され、基準値を超えていることから出荷制限措置がとられています。
http://www.pref.tochigi.lg.jp/kinkyu/g03/24renkon.html

私の自宅近くのスーパーではこの時期、茨城県産がほとんどなのですが全国的なシェアはどうなのでしょうか。
レンコン 全国シェア

全国的に見ると茨城県産で6割近くのシェアがあるんですね。


横浜中央卸売市場 産地別割合
 
横浜市中央卸売市場  平成23年 市場年報 種別・品目別・産地別・月別取扱高より作成。       
http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/shogyo/orosi/toukei/201100/ 
  

横浜中央卸売市場では6,7月を除くとシェアは茨城県産が9割以上となっています。

茨城県産のレンコンの検査結果を分析してみます。下の表は茨城県の農林水産物モニタリング情報の中からレンコンを抽出してまとめたものです。
http://www.ibaraki-rdtest.jp
茨城県 レンコン 
()の中の数字は検出限界値を表しています。高いですね...
これでは実際、どのぐらいの数値が検出されているのか、全く数値が検出されていないのか分かりませんね。


もう少し検出限界値を下げている検査結果がないか探してみました。
◆こちらは各自治体の検査結果をまとめて厚生労働省が報道発表しているものを数値が検出されているものだけ抽出して作成したものです。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001m9tl.html厚労省 レンコン
他県での流通品を検査した結果が反映されていますね。
茨城県、栃木県、福島県で検出されている数値が並んでいます。
数値にはかなりのバラつきが見られています。

◆こちらは生協での測定結果です。供給についてはそれぞれの自主基準がありますので各HPをご覧ください。

レンコン生協

茨城、栃木での検出が多くなっていますね。

◆【東林間の高岡さんのお話】
レンコンの汚染は長く続くでしょうね。湖沼の汚染と同様に、セシウムがそこに流れ込み、土壌に蓄積されていくことになるからです。
窒素肥料を多投すると、アンモニアが粘土質に吸着していたセシウムと入れ替わって、セシウムが水中に溶け出し、レンコンの汚染を増長させるという説も耳にしています。

去年はサンプル数が少ないこともありますが今年になって高い数値が検出されているのにはこういった理由も関係しているのかもしれません。
経年変化にも注意していきましょう。


◆【まとめ】
ここまでレンコンの測定結果を見てきました。

● 検出下限値によって見えてくる数値が変わってきます。
 検出下限値を下げて行う測定でなければその食品の放射能汚染の全体像は見えてこないということです。
  よりたくさんのデータを確認してください。

● 冬場のレンコンは旬の食材です。給食に使用されることもあるかと思います。
  これだけ多数の測定結果があります。情報共有をして子どもの摂取についての判断をしてほしいと思います。

● 今後も長引く汚染が考えられます。経年変化に注意していきましょう。

これは個人的な意見ですがデータを拾うこの作業、精神的にとてもしんどい作業です。
私たちは食材の放射能汚染の実態を知っていただきたいと思い、このように発信をしています。
ただ、生産者の方々の気持ちを考えると言葉では言い表せない気持ちになります。
でも続けていかなければならないこと。まだまだ食品の汚染には注意が必要です。

測定員H







                                           

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レンコン | 08:34:42 | コメント(0)

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