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牛乳のこと① ~日本人の摂取量と福島第一原発事故が起こるまでのCs137~
チェルノブイリではひどく牛乳が放射能に汚染されて、子供たちは甲状腺障害に苦しむことになりました。このことは私たちの意識に大きく刻まれています。
そして今回の福島第一原発事故直後、原乳においては出荷制限の対応もとられました。

現在、原乳の出荷制限がされている地域(厚労省11/30発表)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001a3pj-att/2r9852000001a3rg.pdf
他の農産物も出ていますので全体の傾向など分かると思います。参考にしてくださいね。

これらの事象をふまえて原発事故後一切牛乳を飲んでいない、産地を選んで飲んでいる、さらに嗜好品程度に摂取している、給食の牛乳だけはやめている、様々な選択肢の中で自分たちの許容基準を設けてみなさんがこの問題に向き合われていることと思います。

現在の牛乳に含まれる放射性物質を考える前に少し考えてみましょう。
さて….日本人ってどれぐらいの牛乳を毎日飲んでいるのでしょうか?

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http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou/dl/h22-houkoku-07.pdf

1~6歳を基準に摂取量の多いものからグラフ化してみました。
これによると1日の乳類の平均摂取量は1~6歳で約200g、7~14歳では約300g、これらは1日の食事摂取量の約17%ちなみに20歳以上では約85g1日分の約4%でした。
子どもの乳類の摂取が多いことが分かりますね。

さらに米・加工品や果実類、小麦加工品なども摂取量が多いですね。
果実は放射性セシウムを吸収しやすいですし、小麦も事故初年度は高い数値を検出したものもあり、現在加工品として流通しています。こちらも合わせて気をつけていく必要がありそうです。

それでは福島第一原発事故が起こるまで私たちが摂取していた牛乳には放射性物質は含まれていなかったのでしょうか?

次のグラフはそれぞれ全国における生乳中のCs137の最大値と平均値の経年変化を表したものです。

險亥ケエ鞫ょ叙_convert_20121203194837
日本分析センター 環境放射線データベースより
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/kl_db/servlet/com_s_index

1940年代から行われた核実験が一番盛んだった1960年代の生乳の値がとても高いことに驚きます。現在の40代半ばから70代の方達が幼かった頃になりますね。

次に上のグラフを具体的に説明したフローチャートを見てください。

繝輔Ο繝シ繝√Ε繝シ繝・convert_20121203194908

環境放射線データベースの解析では1990年代半ばから生乳中のCs137は平均値0.05Bq/kgまで減少していたことが分かります。0ではなかったということになります…

福島第一原発が起こった2011年、Cs137は最大値、平均値ともに上昇していますね。ここでは表されていませんがCs134も当時は同量程度、存在していたことになります。
全体像を見ると前年度の2010年までの平均値0.05Bq/kgを超えていたものは検査対象58件中7件に留まっていますので地域によって結果が大きく異なるということが推測できます。

参考にしたいのはやはりこれまでの平均値ということになると思います。

事故直後の出荷制限、新基準値、それに伴う飼料の改正によって現在の牛乳に含まれる放射性濃度は減少してきています。
しかし、まだ検出が続いている地域もあります。
私たちはここで福島の原発事故が起こる前の生乳にCs137がどれだけ含まれていたのかを知ることができました。

子どもは牛乳が好きですね(摂取量)。給食の牛乳は比較的同じ銘柄のものを飲みますね(継続性)。

私たちは自分たちで最新のデータを読み、情報を集め、摂取する量や継続性を考えて判断していくということが重要になってくると思います。

次回以降は最近の牛乳のデータや飼料のことに触れていきたいと思います。
また、資料集めの日々です!(^^)!
しばらくお待ちくださいね。

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牛乳 | 20:06:31 | コメント(0)
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